2006年9月17日 (日)

第9話「別れの時」

今日仕事だというのに衝動的に空港まで来てしまった俺は、もう後戻り出来ない状況だった。空港から地元までは高速を使っても2時間近く掛かる。現在の時間は8時前どう考えても仕事には間に合わないと思った俺は即職場に電話を掛ける。病欠・・・まあある意味恋の病とでも言うところだろうか。

ユキに聞くとなんでも関西空港から北京に帰るらしく一旦松山空港から関空へ行くらしい。

俺は即座に飛行機のチケットを購入し同じ便で関空まで見送る事を決めた。

1分でも1秒でも長く居たいとそう思えた。

飛行機に乗り込み隣の席を替わってもらいさながら新婚旅行気分で関空を目指した。

関空に着くと、北京便が来るまでの間は自由行動らしく、二人でショッピング街をブラブラしていた。関空内の庭園で二人でベンチに腰掛るユキが耳元で囁く。

ユキ「カイお願いあります。いいですか?」

カイ「何?北京には行けないよ。パスポートないからw」

ユキ「ちがいます。私の腕を噛んでくれませんか?」

カイ「え?」

なんでも聞いたとこによると、中国では大好きな彼氏には彼女は噛んで欲しいって事だった。俺は初めての体験だったが、動物でも親が子をアマガミするのがあるがそれに似た感覚だろう。俺は優しくユキの腕を噛む。

ユキ「もっと強く噛んでください。もっと・・・もっと・・・」

カイ「でも、痛いよ・・・いいの?」

ユキ「いつまでも、カイ忘れないから・・・ずっとこの痕見ればカイ思い出す出来るから・・・」

カイ「わかったよ。」

チカラを入れて噛む・・・ユキの顔が少し歪むが、痛みをこらえていた。

ユキ「ありがとう・・・謝謝」

カイ「トウプーチィ」

ユキ「カイ中国語上手になったね。」

カイ「ユキの日本語程じゃないよ。」

二人とも自然に笑みがこぼれ出した。楽しい時間は早いもので出発の2時間前になった。

ユキ「カイ。アリガトウ。また日本来るよ。」

カイ「解った。待ってるよ」

出国ゲートからユキが出て行く。俺はそれを遠くから見ていた。微かにユキは涙を流していたが、俺に向けてくれたのはいつもの優しい笑顔だった。

出国ゲートから出て暫くすると携帯が鳴る。ユキからだ。

ユキ「カイいまどこですか?ユキ出たゲート近くガラスあるはわかりますか?」

カイ「わかるよ。どうした?」

ユキ「そこ来てくれますか?」

ふと目をガラスに向けるとそこにはユキの姿があった。

カイ「わかった。こっちからも見えるよ。」

関空は出国ゲート通ると免税店が有り、免税店はゲートの真下ぐらいに位置している。

そこからユキを見ながら更に30分ほど会話をする。

ユキ「もう時間です。・・・・北京カエリます。・・・再見」

カイ「・・・・・再見・・・・」

俺の瞳から涙が零れ落ちる。ユキの姿が見えなくなり、そこにじっと立ちすくむ。

よかった・・・本当にここまできてよかった・・・・

松山空港へ戻る飛行機までは時間があったが、今まであったユキとの思い出で

申し訳ない気持ちと楽しかった思い出が走馬灯の様に頭の中を駆け巡った。

地元に帰るとなんだか、家に帰るのも寂しいと思いいつもの「シュウの店」に足を運んだ。

今日は一人では眠りたくない。そんな気分だった・・・

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2006年9月15日 (金)

第8話「空港」

明日でユキは中国に帰国する。未だに俺の中の感情は「本気になれない」

ってとこが本心だろう。店もラストの日なので一応覗きに行く。

相変わらず店は盛況のようだ、この日は3名程ラストの日らしく

その女の子目当ての子で一人で来る客がいっぱいで、ボックスの席は満席だった。

予約して行ったものの、ユキが席に来るのには時間が掛かり30分近く他の女の子と会話をしていた。

ユキが席につくと

ユキ「今日仕事終わるは逢えますか?ユキまたサクラのトコ行きたい。」

カイ「いいけど、荷物準備大丈夫かい?」

ユキ「まだです。大丈夫よ、ユキ今日は寝るないから。」

カイ「わかったよ。仕事終わったら電話ください。」

ユキ「謝謝。ユキ他の席いきます。ありがとう。」

ユキはそう言い残して席をたつ、時間もある程度過ぎたのでママにチェックをお願いし

俺は店を後にした。店も終わり小一時間経っただろうか携帯が鳴るユキだ。

寮に車を走らせて、ユキを乗せ前に行ったサクラが咲く小高い山に登る

ユキ「ユキ、日本人キライでした。でもカイはスキです。もうココ来るはナイ思ってました。でも今は違います。サクラサク前に戻ってきたいです。」

カイ「無理しないでいいよ。日本来る大変でしょ。カイ時間あるは中国遊び行くよ」

まあ最後に嘘をつくのも良くないのはわかっていたが、無理に日本に来られても結局同じ事の繰り返しなような気がして、そう行ったのは本心からだった。

ユキ「ほんとうですか?ユキ嬉しい。でもユキここのサクラはスキ。中国サクラないです。ユキもどってくるよ。」

俺にゆっくりと歩みより、ユキがそっとキスをする。抱きしめた瞬間にユキは涙を流しこう俺に囁く

ユキ「カイ・・・・離れたくないよ・・・ずっとこのままいたい・・ウォーアイニィ」

カイ「ありがとう。ユキがんばるんだよ。俺ユキ待ってるからね。」

ユキ「わかりました。ユキがんばります。」

ユキをそこから寮へ送り、俺は自宅へと車を走らせた。

シャワーを浴び寝室へ向かい俺は就寝しようとしていた・・・・

心の中で誰かが囁く

・・・・・このまま帰らしていいかの?・・・・・

・・・・仕事を理由にこのままなにもしなくていいのか?・・・・

世間体、見得、価値観、差別・・・・・

・・・・お前、いつからそんなくだらない大人になったんだ?・・・・

・・・もっと素直に行けばいいやん・・・・もっと・・・

・・・・・・

俺は布団から抜け出して、急いで準備をし車に飛び乗る

このまま終わらせたりするものか・・・・

寮へ到着するが一足遅かったらしく、誰も居ない状態で回りは静まりかえっていた。

もう空港に向かってるらしい。俺はそのまま盲目状態で、空港まで車を走らせた。

朝日がぼんやりと辺りを白々と輝かせながら、春間近の高速へ車を飛ばす。

今まであったこと、本当に感じてたこと、すべてが思い出に変わる・・・

まだ終わりじゃない!俺に出来ることをすべてやる!

空港へ着き周りを見回す・・・いた!・・ユキだ!

ユキも俺に気づき、そこからこっちへ駆け出してくる。俺はユキへ向かって走り出す。

周りの目も気にせず二人は熱い抱擁を交わしそっとキスを交わす。

ユキ「ユキウレシイ・・・でもカイ仕事大丈夫ですか?」

カイ「ワカラナイ。でも気がついたら空港に向かってた。」

ユキ「カイ・・・・アリガトウ・・ほんとうにアリガトウ」

時が止まればいい。そう本当に思えた。

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2006年7月 5日 (水)

第7話「サクラ」

二人はホテルを出て帰路へと向かう。山は薄っすらと雪化粧がされていて、太陽は静かにその山の奥に沈んでいった。車内で会話はほとんどなく、ユキの寮の前に車を止めてユキが静かに語りかける。

ユキ「キョウ、ありがとうです。シゴトオワルはデンワしていいですか?」

カイ「うん。」

ユキ「ユキシゴトガンバッテきます。カイオキテマッテルヨ。」

カイ「わかったよ。がんばって」

ユキは俺に軽くキスをして寮へ走って向かっていった。

正直、心の中がぐちゃぐちゃだった。「スキ」という感情と「信じれない」って感情が交差して、何も考えれない程のショックと動揺を抱いたまま俺は家まで車を走らせた。

それからユキと不思議な交際が始まった。

朝は仕事前にモーニングコール。昼の休憩の時は外で二人で食事や電話。夜は仕事中や仕事終わってからのおやすみコール。

ユキは情熱的だったが、俺はイマイチ本気になれない。そんな状況が2週間程続いたある日の電話でユキがこう俺に言った。

ユキ「カイ、イマカラ店来れるですか?」

カイ「ごめん。カイお金ないから行けないです。」

ユキ「お金要らない。ユキお金ダス。カイアイタイから来てください。」

カイ「・・・・・・・わかった。行くよ。」

ユキ「ホントウデスカ?ユキウレシイデス。アリガトウ」

店によってもシステムは違うのだが、こういったとこのホステスの手取りは約6万円程度で客が一回あたりに使うお金は、基本が7000円それにホステスのチャージやフルーツ、ドリンクなどを加えると1万円ぐらいは掛かる。無論ホステスにもノルマがあり、ノルマを下回ると給料は半分になり、月3万円も貰えないはずなのに、それでも俺に逢いたいから自分でお金を払うなんて・・・ユキを疑っていた俺はなんて小さな男なんだろう。すごく寂しい気持ちになった。

店も閉店の時間が近づくとユキは俺にこう囁く。

ユキ「カイ今から時間あるですか?ユキミセ終わるは行きたいトコある。つれて行ってくれませんか?」

カイ「うーん。遠くじゃなかったらいいけど・・・チカクですか?」

ユキ「はい。ワタシ去年イッタ事あるトコ。道ワカラナイ。でもサクラいっぱいサイテタ。カイわかりますか?」

カイ「山でサクラいっぱいあるところなんて、限られてくるから・・・ワカルヨ。」

ユキ「ソコイキタイです。」

カイ「でも桜まだ咲いてないよ。」

ユキ「でも行きたいです。」

カイ「わかったよ。」

店が終わるのを待ってユキを迎えにクラブまで・・そこから車で約10分ほどの小さな山の高台まで車を走らせた。現地に着くと田舎の夜景が眼下に広がっていた。電気は街灯が少しあるだけで、桜はまだまったく咲く様子すら見せていなかった。

ユキ「ユキ日本くる。初めてサクラみました。とてもキレイ。今年ユキ北京帰るまでに桜咲いて欲しいです。」

カイ「微妙だけど、咲くといいね。毎年見てるけどここの桜とても綺麗だからね。」

そこでフトある事を思い出し車のCDボックスの中を探す。

ユキ「カイ何してるですか?」

カイ「うーんと・・・あった!これこれ。」

探していたのは昔、ゲームセンターで作った俺の声が収録されたCD。その当時に流行っていた歌の「桜坂」これをそっと車のCDデッキに入れる。

ユキ「これカイ歌うですか?ユキこれ歌知ってる。」

カイ「これもう要らないから、ユキにプレゼントするよ。」

ユキ「本当ですか?ユキウレシイです。ありがとう。毎日これ聞きます。」

そういってバックにCDをうれしそうにしまった。

これがユキが北京に帰る2週間前にあった出来事だった。

つづく

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2006年6月30日 (金)

第6話「初めての・・・」

部屋に着いた俺は早速、中へ入り備品などのチェックをしていた。

ユキは入り口で俯いたまま部屋の中には入ってこようとしない

カイ「どうした?体調でも悪いのか?」

ユキ「タイチョウワルイない。・・・・・・」

カイ「こっち入ってそこ座りなよ。タバコ吸って待ってて」

ユキ「わかりました。」

ゆっくり部屋の中に進み白いソファーに腰掛けて、悲しそうな目を俺に投げかけてきた

ユキ「カイ、なぜココきたですか?」

カイ「ん?ユキ休みたいって言ったから休めるトコにきたんだけど、イヤだったかな?」

ユキ「イヤちがう。ユキクルマでヤスム思うしてた。でもココホテル、ワタシホテル中入るは初めて、カイだから中キタ。他のヒトもホテルクルあった。デモ、ユキホテルクルはチガウ言った。カイもホカの日本人と同じですか?」

正直ショックだった、中国人ホステル=売春婦のイメージがあったのでこういった流れは当たり前で、むしろホテルの中で金額言われてもおかしくない状況だったにも係わらず、ユキ自身そういった事をしていないって事がビックリだった。

カイ「ユキは日本人とエッチしてないのか?」

ユキ「はい。ワタシ誰ともシタコトないです。」

カイ「え??ユキまだシタコトナイデスカ?」

そろそろ俺までカタコトになってきそうな感があるが

ユキ「ハイ。ユキまだ誰ともスルナイヨ。」

カマトトぶってるのか、単なるウソなのか・・・・俺にはよくわからなかった。

カイ「じゃあ、今日は少しお話でもしようか」

ユキ「ハイ!!」

それから小1時間会話をしていた。兄弟の話、いやなホステス仲間、日本人の話・・・

ユキ「カイイイヒトですね。ユキはカイの事スキです。だからホテルナカにキタ。カイ、そんな事するヒトチガウワカッタ。カイは彼女イマスカ?」

カイ「ありがとう。彼女は居ませんよ。」

ユキ「ホントウですか?ユキカイの彼女なるイイデスカ?」

カイ「・・・・う・うん」

ユキ「アリガトウ謝謝」

本当にこんな返事してよかったのだろうか?ただの客寄せの為にみんなに言ってるんじゃないだろうか?そんな疑心が頭をよぎった・・・でも、彼女が居ないのは本当な訳で不意に「付き合ってください」なんて言葉聞いたのも何年振りだろうか・・・断るすべもあったものの真摯な眼差しを信用してみようと思ったのも事実だ

色々な事を考えてるとユキの携帯がなる・・・

ルルル・・・・・ルルル・・・

ユキ「カイ携帯デル大丈夫ですか?」

カイ「いいよ。気にしないで出てください。」

ユキ「謝謝」

どうやら客のようだ・・・

ユキ「わかってる・・・あなたの事スキですよ・・・・ホントウヨ・・・・アイタイヨ・・・」

わかっているが・・なぜか心にモヤモヤするものがあったのは事実だ

ユキが日本人なら・・・・ユキがホステスじゃなかったら・・・

色々な事を考えても答えは出ない。これが事実だからだ。

会話が終わりユキは俺に話しかけてくる

ユキ「イマ言うはウソですよ。お客ヨブはウソイウナイトこない・・・カイごめんなさい・・」

少し寂しそうな目をして俯くユキをそっと後ろから抱きしめる

カイ「ダイジョウブ。わかってるから・・・心配いらないよ。遠慮しないでいいからね。ユキの仕事。カイワカルから・・・」

ユキ「アリガトウ。ユキ・・・カイスキナル・・ホントウに良かった・・日本人キライ。デモカイはダイスキです。」

小さな肩を震わせながら喜ぶユキの唇にそっとクチヅケをした・・・

このまま時が止まれば・・・永遠に続けばいい・・そう思えるような時間だった。

つづく

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2006年6月28日 (水)

第5話「ラブホテル」

日曜の朝早くから田中氏から入電

田中氏「カイクン、起きてた?今から買い物行ってくるんだけど、地元ってまずいかな?」

カイ「それはいくらなんでもヤバイんじゃない?知り合いとかに見られても困るでしょうから松山まで行ってきたらいいんじゃないかな?」

田中氏「だよね。じゃあ松山まで行ってくるよ。帰ったら報告してあげるねw」

報告いりませんから・・・・。しかも日曜の朝に早くに起こされてもするとこないし、まあ日曜はサービス業特に飲食店なんかは忙しい日にあたり、少しでも身体休めておきたいのにそんな事は彼には関係ないらしい。

仕事を片付け、いつのも様にシュウの店でお茶していると今日2回目の田中氏よりの入電。報告と分かりつつも電話をとる。

田中氏「カイクン!!今から暇?宇宙行くんだけど、一緒にこない?」

カイ「はぁ?今日デートしてきたんじゃないんですか?それなのに店も行くんっすか?」

田中氏「同伴はして店行ってはきたんだけど、店の締めが近いらしくて数字欲しいらしいのよ。それで今日は2回目行こうと思ったんだけど、一人って恥ずかしいから一緒に行ってくれないかと思って電話したんだよ。今日の報告もあるしねw」

カイ「今シュウの店でお茶してるんで、良かったらそれから行きませんか?」

田中氏「わかった。じゃあそこの店今から行くよ」

いつもこの行動力には感心させられる。思ったら即行動、俺はいつも躊躇するタイプなのだが、自分にもこの行動力が欲しいと思い、田中氏と行動して7年目になるが、未だに大胆な行動をとれない自分に嫌悪なわけだ。

暫くした後に田中氏来店、着てからは今日の出来事を報告し始める。

ラブホに行った件、買い物に松山に行った事、それから色々な事を聞いたが俺には関心が沸かない出来事ばかりで、いまいち興味が持てなかった。だが・・・

田中氏「まあ俺ぐらいの男クラスになったらあれぐらいは簡単だよね。カイクンもヤッちゃえばいいのに。まぁカイクンにはそんな甲斐性ないかな。」

さすがにこれにはカチンときたので

カイ「全然!簡単っしょ。まあ俺は落とすのにじっくり行くタイプなんで時間掛けてやりますよ」

田中氏「そういって逃げてるんじゃないの?中国人だから黙ってても帰るんだし、どんどん行かなきゃ」

カイ「全然行きますよ。勿論じゃないっすか!!」

田中氏「じゃあ今からいこうか?」

カイ「あ・・も・勿論行きますよ」

・・・・不用意な発言だった勢いに任せて、言ってみたもの・・・完全に嵌められた。

それからクラブに着いて、田中氏はいつもの様にアヤを指名し俺はユキを指名する

田中氏は俺の方にアイコンタクトでサインを送り、無理やりにでも誘わせようという魂胆だった。

カイ「ユキ、今度デートしませんか?」

ユキ「ホントウデスカ?ウレシイデス。ワタシドライブイキタイヨ、イッテイイですか?」

カイ「簡単な事だよ。連れて行ってあげる。どこいきたい?」

ユキ「色々なトコイキタイです。」

カイ「じゃあ明日とかどうかな?」

ユキ「ワカリマシタ。ユキオキルはカイデンワスルいいですか?」

カイ「ok。じゃあ電話まってますね。」

ユキ「謝謝」

カイ「トィプチィ」

ユキ「カイ中国語上手ですね。」

カイ「ありがとう。謝謝」

専門学校時代の知識が変なとこで役に立つとは思ってもいなかったが、それなりにある程度会話が成立するのも面白い話だ。

翌日有休を使い店を休み、朝から仕事を片付けながらユキの電話を待つものの、一向に電話がなる様子はない・・・

{うーんやっぱりホステスだから、嵌められたのかなぁ}

なんて事を思いながら昼食を済ませて、デスクワークをしていると、午後1時過ぎてユキからの入電

ユキ「ゴメンナサイ。ワタシネテマシタ。カイイマカラでも大丈夫ですか?」

カイ「連絡遅いから、今日は行かないのかと思ったよ。今からでも大丈夫だけど遠出できないよ」

ユキ「遠出・・・トオデってナンデスカ?」

カイ「ああ。遠くイケナイデス。ワカリマスカ?」

ユキ「ワカリマシタ。チカクでイイデス。クルマノルはユキスキです。」

カイ「わかったよ。じゃあドライブ行きましょう。」

そそくさと準備を済ませて、ユキを迎えに行くと、明らかに夜見る時とはメイクも薄めで、黙って立っていれば日本人と見栄えはほとんど変わらないぐらいだった。

ユキを乗せ行くあてもなく、ただクルマを北に走らせていた。少し会話をすると、ユキは眠いらしく、ウトウトとしている。

カイ「ユキ、眠たいんじゃないのか?」

ユキ「スコシ眠たいです。昨日寝るは朝の7時。」

{それって、今朝やんw}

カイ「じゃあ少し休んでいこうか?」

ユキ「わかりました。少しヤスムokよ。」

{うっし。じゃあ早速ラブホ行くじぇー}

車をお洒落なラブホに向かって走らせて、心の中で色々な妄想をする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

暫くするとホテルに到着コテージタイプのホテルなので1部屋1個の車庫が付いてるのは田舎的ラブホなわけだ。

車を止めて、車外に出ようとすると、

ユキ「ココホテルですか?」

少し悲しい目をして俺に問いかける・・

カイ「そうだよ。さっき疲れたって言ってたから少しココで休んで行こう。」

ユキ「・・・・・・ハイ。」

細い階段を上がると扉があり、そこを開けると少し広めな部屋に白いベット、テラスにはジャグジーもあり、まるでリゾートに来た様なそんな感覚に浸れるようなホテルだった。

つづく

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2006年6月27日 (火)

第4話「デート」

翌日仕事も終わり準備も出来たので、田中氏とシュウの店で待ち合わせ

いざ「宇宙」へ・・・前日に予約していたせいか店に着いたら席が用意されていた。

今日はお供で来ている俺は田中氏を上座に座らせて、自分は末席に座っているとママがやってきて

ママ「アヤちゃん、今お客さん来てるから少し待ってください。」

田中氏「いいよ、いいよ^^待ってるから平気です。」

ママ「ありがとう。他の女の子着ける大丈夫か?」

田中氏「大丈夫だよ。どうぞ」

ママ「わかった。」

そして俺の方を向いてママが

ママ「あなた指名はユキでいいか?」

カイ「忙しいようなら他の子でもいいけど、昨日電話で言ったからユキちゃんで。」

なんか言い訳がましく言ってしまう俺に嫌悪な訳だが・・・・

最初に来たのはユキで当然だが客が居ない子は先に着いてしまうのだが、オゴリである以上あんまり楽しめないのは、しょうがないことだった。

田中氏のご機嫌を伺いつつ、消極的に話をしていた。

ユキ「カイ本当にキテクレタね。ありがとう。」

カイ「昨日行くって言ったしね。ユキの客は今日いないの?」

ユキ「さっきキテタヨ。カイなぜそんな事聞くか?」

カイ「色々教えて欲しいからかな・・」

特に聞きたい事なんて無かった。キャバに行ってもクラブに行ってもよくすることなのだが、どうゆう風にお金貰ってるとかシステムとか給料はいくらぐらいとかを聞いてしまう。自分でもし経営する側に立った時の為とか仕組みが知りたいとかの好奇心の部分が大半なのだが、そういった客は珍しいらしい。まあエロ半分、仕事半分といったトコだろう。

暫くすると、田中氏のお気に入りの中国人が席に着く。見た目あまり美人では無いがそこそこ愛嬌のある顔で、年の割には童顔な感じだった。俺も少し胸を撫で下ろしてホッとする。早速田中氏はデートの交渉を開始し、アヤも即okの返事を出しているようだった。

田中氏「今日これ終わってからってご飯とか行けないの?」

アヤ「ヒトリイクハダメです。仕事終わってゴハンイクは、2人以上じゃないとダメです。」

田中氏「じゃあカイクンに着いてる女の子と一緒にメシってのはどうかな?」

カイ「えぇ??これ終わってから飯行くんすか?」

田中氏「なんか予定あるの?」

カイ「いや特にはないけど・・・わかりました。付き合います」

ユキ「ワタシイクは大丈夫よ。カイ一緒行っていいですか?」

カイ「いいよ。じゃあ終わったら連絡してね。」

ユキ「ワカリマシタ。仕事終わるは、デンワするいいか?」

カイ「ok.。」

正直あんまりいい気分では無かったが、田中氏の強引さはいつもの事で、こんなことはしょっちゅうあることだ。

店を出て、クラブの近くの駐車場の車の中で待機していた俺たちの携帯が鳴る。どうやら仕事が終わったらしく迎えに来て欲しいとの事だった。運転手は酒の飲めない俺が運転し、二人を拾って近くの居酒屋に移動する。小1時間会話と飯を食べ、二人のホステスを寮に送って、田中氏を送って帰る。

田中氏「カイクン、今度の日曜にアヤとデートになったよ。」

かなり上機嫌の様子で俺に話しかける

カイ「よかったじゃないですか。いきなりラブホとか行くんですか?」

田中氏「状況にはよると思うけど、なんでも買い物に連れて行って欲しいらしいんだよね」

カイ「まあ買い物=お支払いは御身体で、って事なんすかね?」

田中氏「やっぱヤッタらお金払ったほうがいいのかな?」

カイ「まあ、向こうもそれ目当てでしょうし、お金渡さなくても買い物する物ぐらいは奢ってあげたらいいんじゃないでしょうか」

田中氏「俺も初めての事だから、よくわかんないんだよね」

カイ「まあ無難にしとかないと、家庭揉めてもよくないでしょうからね」

田中氏「だよね。」

そんな会話をしながら田中氏を家まで送り届けた。

つづく

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2006年6月24日 (土)

第3話「出会い」

ユキは身長が170cmスラっとした体系で顔はチャンチィー似の可愛いと言うよりは綺麗と言った感じの女の子だった。興味自体があまり湧いていない訳で、最初の会話はこんな感じだった。

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ユキ「アナタナマエナンデスカ?ナンサイデスカ?ケイタイモッテマスカ?バンゴウキイテイイデスカ?」

ほとんど誘導尋問に近いような会話。雇っている人間の思惑通りに動く人形といったところだろう。最初に日本語を教えてくれるのはクラブの人間だから当然営業のことを考えたトークがあるのは当たり前なわけだが、キャバクラといいクラブといい最初に行く店は決まってこうゆう会話があるのはいついっても思うのだが面倒だ。そこそこに会話も済ませると女の子も増えてきて、みんなにホステスが付いたようだ。そうなってくると2ショットタイムが二人の会話に拍車を掛けるものなのだが、ユキはどこか悲しい目をしていた。商売上人と接する機会が多いので、言葉を交わさなくても相手の気持ちが少しだけ分かる。それは日本人とか中国人とか人種を超えたとこにあって、目からの情報とはそんなものだ。

カイ「どうしたの?なにか寂しいことでもあった?」

ユキ「ナンデモナイヨ。ナゼアナタソンナコトキクカ?」

カイ「寂しい目してたから。家族に会いたいの?」

ユキは視線を少し下に落としながらゆっくりと話始めた

ユキ「ワタシ北京カエリタイ。ワタシお客さんイナイ。ママワタシオコル。カゾクアイタイヨ」

カイ「そうか・・・・。いつ北京帰るの?」

ユキ「4月です。ビザ切れるは、北京カエレル。モウ日本クルはナイヨ。」

カイ「もう少しだね。嫌な日本人多いだろうけどがんばってね。」

ユキ「カイアナタイイヒトね。ユキガンバルヨ。」

中国人ホステスは出稼ぎに来てても興行ビザで来ているので基本6ヶ月に一度は本国に戻らないといけない。本当は接客はしてはいけない行為で、隣に座るのも原則ではダメらしいが、そうゆう事してては客は付かないし。暗黙の了解ってとこだろう。

小2時間話しただろうか。時間も0時を回りある程度楽しんだところでママがやってきた。

ママ「もう時間ですが、どうしますか?」

カイ「チェックで」

ママ「はい。ワカリマシタ。」

各自それぞれに楽しんだようだったのだが、店を出てバーへ向かいそこで反省会が開かれた。

カイ「みんな楽しかった?」

田中氏「カイクン、あんなトコあるなら先に言ってよ。松山まで行かなくても、あそこで十分じゃない?今日みたいに雪が降る時、長距離の移動は危険だから冬場はあそこに行けばいいんじゃない。」

シュウ「でも、カイクンとこに付いてた女の子可愛かったよねー。俺のトコなんて・・・」

シュウはみんなに女の子を譲っていたので最後に来た子は・・・ハズレと言ってはそこの失礼なのだが見栄えはしなかったのは事実だ。

タイゾウ「そうっすよねー可愛かったすよねー。いいなー」

カイ「そうかな。あんま興味なかったから、そこまで気にしてなかったけど、言ってくれれば代わってあげたのに。」

そんな会話をしているとスミオの携帯にメールが入る

スミオ「お!メールきた。・・・さっきのホステスからですね。」

カイ「さすがだな。もう営業メールかよ。」

スミオ「まあそんなトコですね。あんま好みじゃないので無視りますけどね。」

カイ「へぇー。じゃあ他の中国人のトコとか行ってるトコあるの?」

スミオ「お気に入りは別にありますが、内緒にしときます。カイさん今日の子誘ってみたらどうですか?すぐヤレると思いますよ。」

田中氏「えぇ??中国人ってそんなにすぐヤレるの?」

スミオ「まあ。そうゆう感じで着てる子もいますからね。なんでも聞いた話だと、一回日本に来て400万稼いで帰る子もいるみたいですよ。」

田中氏「まじかよ。カイクン明日から通わないといけないね。」

このオッサンもやはりエロなわけだ。キャバクラに通ってた頃から知っていたが、ある程度お金持ってて余裕があると女にはしるのは普通の行動なのだろう。

カイ「俺は遠慮します。中国人はどうも・・イマイチ好きになれん」

田中氏「じゃあ今度は俺おごるから一緒に行ってくれない?」

カイ「それならいいっすよ。別に予定とかあるわけじゃないし。」

そうこういってると田中氏の携帯のベルが鳴る。会話を聞いているとどうもさっきの店の中国人ホステスからのようだ。明日の来店の予定も伝えているらしく、笑顔が絶えない感があった。

田中氏「とゆうことで、明日10時ぐらいからでいいよね?」

カイ「わかりました。仕事終わったらまた連絡しますよ。」

田中氏「よし。明日がんばろー!」

まあ各自それなりに楽しめたので問題は無いな、と思ったときに俺の携帯に入電。ユキからのようだ。

カイ「もしもし、カイですが」

ユキ「ユキです。わかりますか?」

カイ「うん。わかるよ^^今日はどうもありがとうね。」

ユキ「カイアリガトウチガウ。ユキアリガトウですよ。また来てくださいね。」

カイ「うん。明日行きますよ。今日行ってた人が明日も行きたいらしいので明日また行きます。」

ユキ「ホントウデスカ?ユキウレシイです。カイヤサシイですね。アリガトウ。」

カイ「いえいえ。じゃあまた明日。」

ユキ「ワカリマシタ。おやすみなさい。」

つづく

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2006年6月23日 (金)

第2話「大雪の日に」

それから週に3,4回通うようになった「シュウの店」なのだが

何回も通わない内に何人かの常連客と仲良くなるまではそんなに時間は掛からなかった

そんなある日

シュウ「カイくんって松山のキャバクラって詳しくないの?」

カイ「まあ去年はよく行ってたかなぁ。田中氏と一緒に毎晩の様に繰り出してたし」

話は昨年の秋に戻るのだがお気に入りのキャバ嬢目当てに毎晩の様に片道100キロの道のりを高速で飛ばしては毎夜向かっていたのを思い出す。

週に多いときで5回少ないときでも3回は行っていたのでかなり詳しいのは当然だ。

シュウ「じゃあエックスって行った事ある?」

カイ「あぁーあんまりは行った事ないけど店長が昔通ってた時のボーイの子だから顔パスで入れるよ。」

そこで常連客が食いつく

スミオ「まじっすか?俺エックス行った時門前払いだったんすよ。いいなぁー」

タイゾウ「まじまじ?俺も連れってほしいぃっす。」

シュウ「カイ、今度暇な時でいいんだけどみんなでキャバ行かない?」

スミオ、タイゾウは20代前半の男子でよくシュウの店には来る常連客で仲はよく、いつも一緒にくるところをみると彼女も居ないのが伺いしれる。まあこないだの件も考えるとシュウにカリを作っておくのも悪くないと考えた俺は、彼らとキャバに行くことを快く承諾した。

二月上旬キャバ常連の田中氏を加えた5名で行くことが決定したわけだが当日朝目が覚めると、雪がチラホラ降ってき始めた。俺が冬になにかを企画するといつもの事だが、必ずといっていいほど雪に見舞われる。スキーやスノボーならそれでもいいのだが、高速を使って遠出をするときに雪っていう天候はいただけない。

案の定日が沈むにしたがい、雪は本降りになり幾分か積雪もあるようだった。

ウチラの地方から高速に乗るまでにひとつ峠を越えないと高速のインターに行けないのだが5人でその峠に向かって走っていると高速の案内の電光掲示板に「通行止め」の文字

カイ「ちょっとこれは今日行けそうにないね。残念だけどあきらめようか?」

シュウ「無理して事故ってもしょうがないし、またの機会にしようか」

タイゾウ「えぇマジっすか?!俺めちゃくちゃ楽しみにしとったんにぃ」

スミオ「じゃあ地元の中国人クラブとかってどうっすか?」

正直俺はまったく興味が無かった。実は実母が数年前に他界して父はその後再婚した訳だが、その結婚相手が短大に留学で来ていた中国人で俺の経営する店で雇っていたバイトの女の子。しかも年齢が俺より1歳年下・・・他人の話なら笑い話にでもなりそうだが、実際自分の親の関係がそうゆう状態だと、なんとも言えないのは当然の事かもしれない。

それだからすべての中国人が嫌いって言うわけでもないが、イマイチ良い印象が無いのも事実だ。まあ遊ぶだけだし、いまさら家に帰っておとなしく寝るって性格でも無い俺が賛成しないわけもない。

カイ「ええよ。じゃあどこのクラブがいい?」

スミオ「行ったことの無いとこ連れて行ってもらっていいっすか?」

カイ「ええよ。俺たちは行ったこと無いとこしかないからどこでも同じだし」

地元に引き返した俺たちが向かった中国人クラブ「宇宙」なんとも大層な名前のクラブだ

中に入っていった俺たちを歓迎してくれたのは、カタコトの日本語

「イラッシャイマセェ」20人前後の中国人ホステス

どうも雪の影響だろうか。客足はまだパラパラらしく店内には2,3名の客しか居ないようだった。クラブのママらしき中国人がやってきて

ママ「ココ来るは、初めてですか?システムわかりますか?」

カイ「こういったとこ来るのは初めてなんでシステムわからないんだけど、一人6000円ぐらいで、お願いしたいんだけど。」

ママ「6000円。okok大丈夫よ」

奥のボックス席に通された5名は初めて来る店に少し戸惑い気味のようだった。

タイゾウ「カイさん。俺あんま金ないっすよ。大丈夫っすか?」

カイ「ああ。今日の会計のことなら心配しないでいいよ。俺のオゴリだからお金の事は気にしないでいいから」

タイゾウ「やった!!マジうれしいっす!ありがとうございます。」

会社の接待交際費に入れれば俺の財布は傷まない訳で、俺の恩を売れると思えば大した金額ではない。そう考えた俺は

カイ「まあ、みんなとお近づきのしるしとして楽しくやってよ。」

スミオ「すいません。ゴチになります」

席に座ってそう話していると2,3名の中国人ホステスがやってきた。みんな俺が金主だと言うことで最初に俺の隣にホステスを付かせる。今考えると最初にユキにあったのは、そんな感じだったと記憶している。

ユキ「ワタシノナマエハ ユキデス ドウゾヨロシクオネガイシマス」

まさか・・・・こんな出会いから恋が始まるなんて・・・

つづく

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2006年6月20日 (火)

第1話「序章(プロローグ)」

時間は今から2年前の正月にさかのぼる。

そのころFFにも少し疲れてプチ引退していた頃の話だ

リアフレが正月休みで帰郷していて、毎年の事なんだが正月と盆に連絡がある

中学の時からの親友だ。いつもこいつの言動には驚かされるところはあるのだが

親友「よぉカイ今晩暇?俺今日帰ってきてるんやけど、明日帰るから今日の晩会えない?」

カイ「ああ。いいよ」

親友「じゃあ仕事終わったら携帯よろしく」

カイ「了解」

いきなりのアポはいつものことだから慣れてしまったが、こうゆう友達は2名いて

二人とも同じようなアポ入れるのは似た者同士ってとこか。

仕事も終わり、親友に携帯を入れ近くの居酒屋に思い出話や近況報告をツマミに

メシを食いそこそこ時間も経ったとこで、

親友「なあ、近くでショットバーとかしらないの?」

カイ「俺酒飲まないからなぁー、知り合いのとこでも行ってみる?」

親友「オンナいるとこ?」

カイ「さぁw行ってみないとわからんよ」

親友「まあいいか。じゃあそこ行ってみよう」

まあエロだな。とりあえず食事も済ませてショットバーに歩いて向かう途中

ある店で親友の足が止まる

親友「カイ待てよ。あそこのショットバー姉ちゃんの半ケツ見えたぞ」

カイ「はぁ・・。とりあえずそこのショットバー行ったこと無いけど同級生がやってるトコだよ」

親友「ここでいいやん。姉ちゃんの顔みてみたいしw」

どこまでエロやねん。・・・まあいいか

とりあえずそこの店に入ってみることにした。中は思ったより狭くカウンターが6.7席と

ボックス2席ぐらいのスペースだ。ボックス席には若い女の子達が3,4名で騒いでいる様子だった。

カイ「コンバンワー、俺の事覚えてる?」

シュウ「高校の時に同級やったやんか。覚えてるよ」

カイ「よかった。男2名なんだけど座れるかな。」

シュウ「ウーンと・・・」

返事も聞くまでに親友はカウンターに座ってる女の子に声を掛け横に腰掛ける。

親友「ねえ。君たちってこっちの子?何してるの?今日暇?」

カイ「シュウちゃんごめんね。・・・」

シュウ「いいよ。カイの知り合いなんでしょ?問題あったら止めるから大丈夫だよ。」

カイ「ホント申し訳ない」

初めて入った店で早速ナンパ出来る・・・こいつの心臓には毛が生えてるんじゃねえのか

って思うよ。

小1時間、オンナの子と会話が弾み、ある程度打ち解けたようだ。まあコイツは昔からなのだが、オンナに手を掛ける速さはピカイチだ。

まあ上手く携帯番号聞くまでには至らなかったようだったが、それでも帰郷してるだけの親友にとっては楽しい時間を過ごせたのではないだろうか。

親友を自宅まで車で送り、その足でショットバーに向かう。

カイ「さっきは、俺のツレが迷惑かけたね。」

シュウ「いや、全然大丈夫よ。さっきの女の子の客も喜んでたみたいだったし、これに懲りずまた遊び来てよ。」

カイ「ありがとう。そういってもらえると助かるよ」

小さい街で会社している俺にとっての不評は命取りになりかねないと考えた俺は、即効こうゆう行動をしてしまう。まあケツの小さい男な訳だ

つづく

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2006年6月18日 (日)

やってみたかった事

ブログを書き始めて約1ヶ月が経ち多くの人に醜態を晒してきたわけですが

ここで更に思い切った事をしようかと思い立った訳です。

ブログを持ったらやってみたかった事それは・・・

連続ブログ小説です!!まあ字を大きくするほどの事もないのだがw

過去にした恋愛を元に書いてみようと思ってオフラインである程度まで書いたものがあるのでそれを元に脚色しながら書いてみようと思っています。

そこで今日は大まかな設定とタイトルなんかを書いてみますね^^

基本自己満なんで面白くないと思った人はスルーしてください

タイトル「ウォーシャオニィ」 ~SNOW~

登場人物

カイ 言わずと知れた主人公(年齢設定などは俺でw)

ユキ 19歳の中国人 ホステスとして来日している ヒロイン

マキ 22歳の日本人 職業はOLで正確は短気でヤキモチやき

シュウ ショットバーを経営しているカイの友達

田中氏 カイの良き理解者で会社役員

タイゾウ シュウのバーの常連客

スミオ シュウのバーの常連客

大まかなストーリー

主人公(カイ)がある中国人ホステス(ユキ)に恋心を抱き

ユキもそんなカイの優しさに惹かれ恋に発展するのだが

ビザが切れて中国に帰る事に・・・

そこで現れる日本人OL(マキ)いつもいくバー(シュウの店)で

カイに出会い、大人なカイに惹かれていく・・・

そしてユキとの関係も知っていながらカイと深い関係に落ちてゆく

二人の思いに揺れ動くカイの心の心境を切実に綴ったストーリー

そして最後に待っているのはハッピーエンドなのか!!

それとも・・・・

ってな感じですね。まあフィクションの部分が多いのでどれくらい脚色するかによって

大きく変わるとは思いますがwまあ書きながら決めていきたいと思います。

次回をお楽しみに

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